当院では、
「患者さまにやさしい検査」
「心脳卒中の早期発見・早期治療」
をモットーとしています。
日本では脳卒中と心卒中を分けて考えることがほとんどですが、欧米では「アテローム血栓症」として1つの病気ととらえます。
そのため当院でもこれらを分けて考えることはなく、すべて「血管系」として検査できる態勢を整えております。生活習慣病の予防も、これら血栓症の予防として積極的に予防・治療を行います。
私自身、以前は救急病棟に勤務し、内科や外科といった区別なくあらゆる患者さまを診てきました。
脳外科の領域である、くも膜下出血や脳溢血といった病気は、当然ながら発症して救急車に乗せられてくる方が多くいます。そうした方々を1人でも多く救いたい、また1人でも多くの方にそのリスクを知っていただき、日頃から予防に努めていただきたいという思いから、独立開業してからは、個人医院でありながら総合病院に劣らない検査設備を揃えてまいりました。
血管内壁の検査機器などは大型病院でも置いていないところが多く、「病気を発症前に発見する」ことにかけては他にひけをとらないと自負しております。そこにこだわる理由は簡単です。「病気は発見できなければ治療することができない」からです。
50代、60代まで必死に働いてきて、ようやく残りの人生を楽しもうという時になって脳卒中や心卒中を発症したのでは、あまりにもったいないと思います。自分の体がどうなるかは誰にもわからないことではありますが、できることなら寝たきりにならないよう、いつまでも快適に人生を歩んでいただきたいというのが私の願いです。