MRI・脳ドック

検査機器で脳の病気をしっかりチェック

検査機器で脳の病気をしっかりチェック

当院で「脳」に関する来院理由として多い症状は「頭痛」「めまい」「しびれ」「頭のけが」です。

最近はお仕事や日常生活でもパソコンを使って作業する方が増えたためだと思いますが、筋緊張性疾患の頭痛に悩む方が多いようです。
しかし「ただの肩こり、疲労から来る頭痛だろう」と油断していると、実は大きな病気だったということも十分に考えられます。

当院は脳についても検査機器を揃えております。たとえば脳梗塞であれば、MRIや超音波エコー検査で早期診断・治療にあたります。
異常がなくても、MRIで脳を撮影して診断する「脳ドック」も行っておりますので、お気軽にご利用ください(1回2万円+税)。
ただし、頭痛の内容によっては注意が必要です。もし「ハンマーで突然殴られたような痛み」であった場合、さらに吐き気や気分の悪さも起こっているようであれば、くも膜下出血を起こしている可能性があります。この治療は一刻を争いますので、すぐに医師にご相談ください。

脳動脈瘤

脳動脈瘤はそれ自体に自覚症状はなく、まれに「まぶたが垂れる」「目が見えにくい」といった場合もあるものの、多くは無症状です。
しかしこれが破裂すると、くも膜下出血を起こします。くも膜下出血は脳に大きな後遺症を残すだけでなく、場合によっては命取りとなります。
以前の診断では、主にカテーテルが使われていました。しかし、造影剤が必要であったり、検査そのものが苦痛で危険だったり、といったデメリットがありました。
そこで、現在は手術前提といった場合をのぞき、MRIを用いて診察しています。これにより、造影剤を使わずに苦痛なく動脈瘤を発見することができます。

脳腫瘍

脳腫瘍

多くは無症状ですが、初期症状として、頭痛、ものわすれ、ふらつきなどの多彩な症状が見られる場合があります。
脳腫瘍のほとんどは良性のものです。しかし良性でも放置しておくと大きくなり、脳を圧迫して命に関わることもあります。

頚動脈狭窄症

頚動脈狭窄症

脳に血液を送る大事な血管である頚部頚動脈が細くなってしまう病気です。この血管は、脳卒中の原因となる血栓症が起こりやすい部位でもあります。
狭窄症を起こすと、一過性脳虚血発作(TIA)といって「いきなり力が抜ける」「目が見えなくなる」「言葉が出なくなる」といった発作が、数分間出現することがあります。これを放置して血管が完全に詰まると脳に血が行き渡らなくなり、半身不随や、場合によっては命にかかわることもあります。
寝たきりとなる原因のおよそ5割は、頭の中の血管の異常も含めた脳卒中といわれますから注意が必要です。

お体の不調を感じたら、
まずはご相談ください

隠れた病気を早期に発見し、
病気に苦しむ患者さまを1人でも減らすお手伝いをいたします。